ヒノリノ(ヒノケン(株))/宮城県仙台市・Iさん宅 夫婦50代
2003年に中古で手に入れた
築47年の持ち家をリノベーション
2003年に築26年の中古住宅を購入したIさん。全面リフォームをしてまだ数年だったため、特に手を入れることなく住み始めました。
多忙で家に目を向ける余裕のない日々でしたが、3年前に息子さんが他県へ進学して夫婦二人の生活が落ち着いてくると、次第に家のことが気になり始めたといいます。「とにかく冬が寒すぎて。長く健康に暮らしていくために対策が必要だと思いました」。

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すぐに市の耐震診断を受けると、築年数のわりには状態が良好であることが判明。そのため建て替えではなくリノベーションを選択しました。ヒノリノへ依頼した理由については、「東日本大震災でのさまざまな対応で経験値を上げたというお話が決め手になりました」とIさん。
さらには「他では『できない』と言われたことも『できる』と言っていただき、期待が一気に高まりました」と語ります。

広く、明るく、冬でも暖かい
期待以上の暮らしやすさを実現
がらりと生まれ変わった自宅を見て、「こんなに素敵になるなんて!」と感激したというお二人。断熱改修の効果で冬暖かく暮らせるのはもちろん、明るく広々としたLDK、対面式キッチン、家事がしやすい水まわり動線など、快適性を高める工夫が随所に散りばめられた住まいに、「期待以上の暮らしやすさ。これから夫婦二人の暮らしを楽しんでいきたい」と笑顔を見せます。

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構造上外せないLDKの2本の柱は、ラフな素材感をそのまま現しに。これまで暮らしてきた家の趣きを残しつつも居心地良く、愛着のある家をよみがえらせるヒノリノのノウハウが生きる実例です。
担当者より
設計士 加藤 絵里華さん
「寒い・暗い・暮らしにくい」という築年数を経た家ならではの悩みを解決すべく、耐震補強や断熱改修をしっかりと施したうえで、間取りなどのご要望を取り入れて、お二人のライフスタイルに沿ったプランニングを心がけました。
中でも「家事動線」は、新築の設計でも力を入れている部分。無駄なスペースをなくし、効率良く家事ができるよう配慮しました。リビングに構造上抜けない柱が2本出てきたのですが、ご夫妻のご希望でそのまま残しました。
住み慣れた家の思い出をかたちで残せるのは、リノベーションだからこその魅力だと感じます。Iさん宅は奥様が特に家づくりに意欲的で、楽しみながら取り組んでくださったので、とても進めやすかったです。結果的に「ここまでできると思わなかった」と喜んでいただけて、嬉しく思っています。