「DIYプロジェクト」の次の目標は壁紙貼り。でも、壁紙貼りの経験がない人ばかりで、何をどうすればいいのよくかわからない。そこで本番の前に、DIYプロジェクトメンバーで、壁紙貼りのワークショップに行ってきました。

向かったのは、札幌の輸入壁紙・DIYをサポートするインテリア専門店「WALL DECO SHOP KABEYA」。週2回の輸入壁紙の貼り方ワークショップを始め、ペンキ・塗り壁のワークショップを毎月開いているので、楽しみながらDIYが覚えられます。DIY初心者のプロジェクトメンバーにとって、こういうワークショップがあるのは心強いですね。

講師の矢野清貴さんの説明はとてもわかりやすかった

さっそく、ワークショップが始まり、まず、輸入壁紙の特徴について教えてもらいました。

・不織布でできているから、破けにくい
・横幅が短いので、作業しやすい
・柄やデザインが楽しめる壁紙が多い

なるほど。素人でも扱いやすいというのは魅力的ですね。輸入壁紙は一般的に、巾53cm×長さ10mのサイズで1ロール。これで大体、約5㎡(畳3帖分程度)は貼れるそうです。そして、道具の説明や注意点などを聞いて、本格的な体験がスタート!

粉糊がダマにならないように少しずつ水に入れる
2〜3分ほどよくかき混ぜたらとろみが出てきた

まずは糊づくりから。イギリス製の粉糊は、セルロースでできていて、繊維と繊維が絡むことによって粘着するので、剥がすときは跡が残らず、きれいに剥がせるのが特徴的です。これなら賃貸暮らしでも気にせず使えそう。ちなみに糊は、混ぜてから40分ほどなじませたほうがいいとのこと。なので実際は、DIY当日の朝に糊だけ先につくっておくことをおすすめすされました。

壁に糊を塗るときは、大体壁紙1枚半ぐらいの幅で。糊が跳ねるのでゆっくり少し厚めに塗っていく
糊が足りないと、作業中に壁紙が剥がれてしまう。ローラーではきれいに塗れない角はハケで細かく

次は実際に壁紙貼りに挑戦!隙間ができないように壁紙をずらして調整しながら、上下に5cm程度の余分を残して1枚目を貼ります。糊が乾ききるまでなら、何度でも貼り直せるので、急がず落ち着いて位置を決めていきます。

最後の壁紙の縦のカットがしやすくなるので、右利きは左から、左利きは右からスタートするのがおすすめ
貼ったらハケでなで、ちゃんと中の空気を抜く。中心から上、中心から下という感じで
いきなりカットするのではなく、竹ベラで折り目をしっかりつけて切りやすく
地ベラで壁紙をしっかり押さえて、少しずつ動かしながら余分を切っていく。力を入れるのは、カッターではなく地ベラのほう。仕上がりのきれいさにつながるので、カッターの刃は1枚ごとに折って、切れ味の良い状態を保つのが大事

次は2枚目。2枚目からは柄を合わせながら貼っていかなければなりません。柄物の壁紙は必ず一定間隔で、同じ柄の繰り返して印刷されています。そこで、その柄と柄との繰り返しの間隔ができるのですが、これをリピートといいます。このリピートが大きければ大きいほど、ロスも多くなるので、壁紙を調べるときには要チェックです。

慎重に柄を合わせながら、2枚目を貼っていく
つなぎ目の部分はジョイントローラーで圧着
これで完成。ちゃんとできた!
つなぎ目も、近くでみないかぎりわからない
端の部分もきれいに貼れた

みんな始めての壁紙貼りでしたが、どれもきれいにできあがりました。思っていたより難しくなく、落ち着いてやれば失敗しないでできそうでした。

ワークショップの後は、店内を見せてもらいました。階段やスイッチの縁など、ありとあらゆるところに壁紙が貼られていて、独特な柄の壁紙や貼り方・配置の工夫でインテリアのセンスが感じられる面白い空間でした。

柄物の壁紙の種類の多さにびっくり

体験が終わって自信もついたところで、次は実際使う壁紙を選んだり、必要な量を計算したり。本番まではまだ少し時間がありますが、ワークショップで細かく指導してもらったので、やり方は体が覚えているはず(!)。次回は、実際壁紙を貼って変身したReplan Houseをお楽しみに!

(文/Replan編集部)

取材協力
WALL DECO SHOP KABEYA