YOSAKOIソーラン祭り2025｜今大会の感想と祭りの楽しみ方

公開日：2025.6.9 最終更新日時：2025.6.12

こんにちは、MJです。6月に入り、札幌にもようやく初夏の気配が感じられます。そんな季節の訪れとともに、街を彩る一大イベントが、今年もやってきました。

そう、「YOSAKOIソーラン祭り」です！

1992年に北海道大学の学生が「札幌でも、よさこいをやりたい！」と始めたこのお祭り。高知のよさこいと北海道の民謡「ソーラン節」をミックスして誕生したこの祭りは、たった10チームからスタートしたにもかかわらず、今では参加者約3万人・観客約200万人を動員する、北海道初夏の風物詩に成長しました。

今大会では8年ぶりの参加となった愛知県の超強豪チーム『笑゛』（じょう）が大賞に輝きました。準大賞には平岸天神と北昴が選ばれました。

ファイナル、セミファイナルに残ったチームの演舞はどれも素晴らしく圧巻でしたが、優勝候補の新琴似天舞龍神がセミファイナルで姿を消したり一昨年の大賞チームであるREDA舞神楽が予選で姿を消したり波乱もあった大会となりました。

個人的には例年通りとても楽しめる大会だったのと、大会としてどんどん参加チームのレベルが上がっている事を感じました。。。気は早いですが、来年に備えて祭りの楽しみ方を書いていこうと思います。

日時/会場

2025年の開催日程は、6月4日（水）～6月8日（日）の5日間。会場は札幌大通公園を中心に、道庁赤れんが前、すすきの、カナモトホール前など市内各所に広がっています。

演舞のルール

手に鳴子を持って踊ること
楽曲にソーラン節のフレーズを入れること

この2つさえ守れば、あとは自由！つまり、踊り・衣装・演出なんでもアリなんです。

初めてでも安心！楽しむためのポイント4つ

1.公式ガイドブック（¥300）は必携！

スケジュールや参加チーム情報がぎっしり。書店・コンビニ・会場売店などで購入できます。

2.チケットは事前にチェック！

一部会場では観覧席のチケットが必要。人気会場は売り切れもあるので、ネットやコンビニで早めの購入を。

3.日焼け＆雨対策を忘れずに

会場は屋外。日焼け止めと、傘ではなくカッパがベスト！

4.気になるチームはSNSで下調べしておく

お気に入りのチームを見つけると、祭りの楽しみが倍増します！

見どころいっぱい！よさこい観覧の4つのツボ

1.衣装チェンジの「一斉変化」に注目！

踊りの途中で衣装が一斉に変わる“早変わり”は、よさこいならではの見せ場。一気に色や印象が変わる瞬間は、大迫力です。ストーリー性や驚きの演出に、会場から歓声が上がることもしばしば！

2.大旗（おおばた）を操る「旗士（はたし）」の妙技

演舞の背後で巨大な旗を振る旗士の存在にも注目です。音に合わせてダイナミックに舞う旗は、チームの象徴であり、視覚的なインパクトも絶大です！チームによっては旗以外にも様々なアイテムが登場するのでそれも見所です。

3.演出・構成にハマると、さらに面白い！

よさこいは踊りだけでなく、演出や構成も見どころの一つ。フォーメーションやアイテムの使い方、物語仕立ての展開など、チームごとの“世界観”が観る人を魅了します。まるで舞台を観ているような感覚に。

4.盛り上げ役の「口上（こうじょう）」も要注目

演舞の前後に入る叫びのようなナレーション。これがうまいと、グッと演舞が締まります。

激アツの賞レース！採点システムを知っておこう

よさこいソーラン祭りは“お祭り”でありながら、実は全国屈指のハイレベルな賞レースでもあります。演舞チームは全10ブロックに分かれて予選に参加。各ブロックの1位チームは「ファイナルステージ」へストレート進出、2位チームは「セミファイナル」へ、3位チームの中から1チームが観客投票でセミファイナルに進みます。

セミファイナルを勝ち抜いた1チームが加わり、最終的に11チームでファイナルを戦います。ここで最も高い評価を得たチームが、栄えある「よさこいソーラン大賞」を受賞。次点の2チームには「準大賞」が贈られ、全国TOP3の座が決まります。

もちろん賞がすべてではありませんが、受賞チームの演舞は圧巻の完成度と迫力。観る側も息を呑む、ドラマティックな展開を楽しめます！