新年あけましておめでとうございます。年始早々で頭の中がふわふわしている編集部のNマキです。今年のお正月休みはこのような状況のため、道外の実家に帰省するのはやめて、ひたすら家でのんびりゆっくりだらだらしていましたが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。2021年は不安が和らいで、少しでも安心して暮らせるようになるといいですね…。

さて、2020年はコロナ禍で家にいる時間が増え、住まいの居心地の良さへの関心が高まっているのをひしひしと感じていましたが、その状況は海外でも同じ。中でも今年のトレンドになるかも?と注目されているのが「Japandi(ジャパンディ)」です。

the spruceの記事によると「Japandi」とはJapan+Scandiの造語で、「日本+北欧」スタイルのインテリアのこと。北欧デザインの機能性と日本デザインの素朴なミニマリズムを組み合わせた、アートや自然、シンプルさによって心地よさを感じさせるデザインを指しているそうです。

ポイントとしては、機能的であること、ベージュやアイボリー、白を基調とした落ち着いた色を使っていること、職人技による美しさや上質さが感じられること、自然素材によるサスティナブルなインテリアで構成されていることなどが挙げられていますが、これって特にReplanで取材させていただいている住宅で、比較的よく見られるインテリアのエッセンスのようにも思えます…。

the spruceの記事では日本の「侘び寂び」にも言及されています。世界中がまだまだ先の見えない不安に包まれる中で「Japandi」は安心感や心の安定をもたらし、リラックスできる空間デザインとして欧米でも求められつつあるのかもしれません。

インダストリアル、シャビーシックなど、その時々でインテリアのトレンドがありますし、今回も新たなトレンドになるかもしれない「Japandi」を紹介しましたが、家づくりはやっぱり、自分や自分たち家族が本当に好きで心地よいと思える空間をつくるのがいちばん!今年も少しでも参考になる生の声や情報を発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。