ヘルシンキでは、毎年秋に「バルティックヘリングマーケット」が行われます。今年は、103日〜9日の日程で行われました。「ヘリング」とは「ニシン」のこと。バルト海の漁師さんたちが自家製のニシンの燻製や酢漬けを売るという伝統的なマーケットで、1743年から270年以上続くイベントです。

木でできた帆船は迫力があります

漁師さんたちは船でヘルシンキの港にやってきて、船上で直接魚を販売し、お客さんは陸から買い物をします。

ここではサーモンスープを試食させてくれました。フィンランド料理というと、サーモンスープが有名なんです。家庭料理でもあり、レストランのランチの定番メニューです。今まで飽きるほど食べていますが、これまでに食べたサーモンスープの中で一番美味しくてびっくり!

その他にもたくさんの屋台が出ていて、瓶詰めの魚や、調味料なども売られてました。看板が伝統的なイベントのイメージと違い、今っぽくデザインされていてカワイイ。

私は白身魚のフライを買ってみました。

これは私の友人が買った魚。長期保存のためかもしれませんが、塩辛かと思うくらい、かなりしょっぱかったようです…。

4〜5年前に一度だけちらっとこの「バルティックヘリングマーケット」に立ち寄ったことがあるのですが、ゆっくりと見学したのは今回が初めて。伝統的な帆船も数多く見ることができたりして、なかなか見どころのあるイベントなのに、今まで気づいていませんでした…。とても楽しかったので、来年からは欠かさず行くつもりです。