こんにちは! 営業部のMJです。世間ではコロナも落ち着きはじめていますが、海外旅行となるとまだ難しい状況が続いていますね。今回はコロナが流行する前に大学の友人とアメリカへ卒業旅行に行ったときに体験したエピソードをご紹介します。


ラスベガスに旅行中だった僕たちは、現地でレンタカーを借りてグランドキャニオンに行く計画を立てていました。往復でかなりの距離になるので、なかなかに無茶な計画ではあったのですが日帰りの弾丸スケジュールを組みました。(ラスベガスからだと観光バスやヘリコプターでの日帰りツアーなんかもあるんですが、お金がなかったので…)

早朝にラスベガスを出発すると、抜けるような青空と一面の砂漠地帯が広がっています。まさに「思い描いていたアメリカ」といった景色に一同大興奮。

しかし、そんな景色を眺めながら走っていたのも束の間、砂漠の真ん中で突然の渋滞。完全に停車状態です。交通量も少なく先頭も見えていたので、故障か何かかな?と疑問に思いつつもとりあえず車内で待機。

ところが10分経っても20分たっても全く動きません。周りの車からは続々と人が降りてきて先頭の様子を確認しに行きます。

どうしたものかと思いつつ、僕らも様子を確認しに降車。行きの飛行機で全員が、映画「ラ・ラ・ランド」を見ていたので、冒頭の渋滞のシーンみたいだ!とちょっと興奮しつつ。

この状態から全く動かず

そうこうしていると親切なドライバーの方が状況を教えてくれました。以下意訳↓

『君たち観光客?そいつはツいてねえな。軍の施設から有害物質が漏れたとかで”半日”は通行止めだってよ』

呑気に写真撮影なんかしていましたが、半日は動かないとの話にさすがに焦り出します。

親切なドライバーの方

途方に暮れた一同でしたが、何台かの車がUターンして引き返して行くのを見て引き返し迂回ルートでグランドキャニオンを目指す決断をします。

借りていた車がセダンタイプだったので、最新の注意を払いつつ何とかUターンに成功。反対車線にUターンしたところで周りからは歓声や拍手が上がりました。なんともアメリカっぽいなあと思いながら再びグランドキャニオンを目指します。

午後にはなんとか到着し、絶景を見ることができました。

道中いろいろあった旅でしたが、生で見るグランドキャニオンはかなり迫力があり、長時間かけて来て良かったと思えた1日でした。